歯ぎしり・睡眠時無呼吸症候群
歯ぎしりとは?
睡眠中の歯ぎしりには、あごがだるくなったり、歯がすり減って摩耗してしまったり、冷たいものがしみる知覚過敏などを招いてしまうリスクがあります。
寝ているので本人は気づきにくいですが、歯を食いしばったり、上下の歯をギリギリとすり合わせることから、まわりの人から迷惑がられることも多いと言えます。
自覚しにくい症状ですが、あごのだるさを感じたり、歯がすり減っているような感覚のある方は、一度、診断を受けられることをおすすめいたします。
歯ぎしりの原因
多くの場合、歯ぎしりは「心因性、ストレス性」が原因です。
日常生活の不安やストレスなど、心理的な要因に対して、無意識に歯ぎしり、食いしばりをすることによってストレスを発散させていると言えます。
歯ぎしりを放置すると、様々な問題が引き起こります
誰もが多かれ少なかれ歯ぎしりをするものですが、毎晩のように歯ぎしりや強い食いしばりをしてしまうと、眠りが浅くなる原因になったり、歯や顎関節にダメージを与える原因になってしまいます。
歯が摩耗して、知覚過敏になったり、歯周病が悪化してしまったり、時には歯が割れてしまうというケースもみられます。
歯ぎしりの治療法
一般的な歯ぎしりの治療法としては「マウスピース(スリープスプリント)」があげられます。
夜寝る際に、マウスピースを装着することで、歯ぎしりによって歯にかかる負担を減らすことが可能です。
歯ぎしりの原因はストレスであることが多いので、マウスピースだけでは根本的な治療にはならない面もあります。毎日の生活の中で、ストレスを軽減させていくことが重要なのです。